借地戦争

悪質借地人から土地を取り返すまで11年間の闘い

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倉敷市元消防局長家族の不正と倉敷市の不作為について

私たちは片山龍三・倉敷市元消防局長の家族(子は倉敷市立倉敷翔南高等学校の教職員、義子は元国立大学法人岡山大学の職員である公務員)を訴えました。
令和5年6月30日 13時10分 岡山地方裁判所【206号】法廷(溝口優裁判官)にて判決が言い渡されます。

事件概要

元局長家族は元局長の子らが安価に生活ができるよう、建築基準法上、建築不可能な土地に無届かつ違法に自宅を建築しました。同時に隠ぺい工作を行い、倉敷市下水道排水設備指定工事店と共謀して、無届かつ違法に隣接地から上下水道管を接続して、15年以上に渡り不正に水道代の支払いを免れる詐欺的な生活を続けていました。
その他にも、元局長家族は他人の土地を悪用し数々の無断行為、土地の無断埋立て、境界棄損、電柱の無断移設、土地所有者へのなりすまし、法的根拠のない脅迫行為、不動産詐欺、近隣 および関係者への誹謗中傷、虚偽説明など、数々の法令違反や不正行為を行っていました。

訴訟の請求趣旨

①   元局長の親族との土地賃貸借契約解除及び土地更地返還請求
②   元局長の子らに対する土地無断使用等による損害賠償請求

司法判断の重要性

①   判例として借地借家法や借地問題に影響する可能性があること
②   事実上、係争中に賃借人が亡くなり、土地返還の告知がある中で判決はどうなるのか
③   元局長家族の不正の認容の是非は、これまでの行政(倉敷市)の判断の正当性に影響する可能性があること
④   住宅や水道の不正は公益性に関わることであること

倉敷市の対応について

倉敷市は元局長家族の違法行為について、問いただした市民に虚偽の説明をし、違法行為・詐欺的行為を放置しました。違法行為等を放置したことについて、各関係部署は一切の説明責任を果たさず、説明を拒否すらしています。
また、違法行為を隠ぺいしていた元局長や違法行為に関わった教職員の娘、上下水道管を不正に工事した業者に対して行政処分は行われていません。
更に下水道法、その他関連法規や条例等に反して、不正に支払いを免れた元局長家族に対して徴収も行われていません。

片山龍三・倉敷市元消防局長について

安心・安全、法令順守を語っていた局長時代に、自身の部下らについて職務とは無関係なことで懲戒免職にする、窃盗等で懲戒処分を行った一方で、自身の家族の違法行為かつ不正な生活を隠ぺいし続けていました。これは倉敷市コンプライアンスに関わることです。元局長は、土地所有者に対してあり得ない権利主張も行っています。
東日本大震災西日本豪雨の際も多くの市民が家族や住宅を失って経済的にも精神的にも苦しんでいる中で、元局長家族は住宅ローンや水道料金の支払いもなく、不正かつ安価な生活を続けていました。

今後について

あらゆるメディアを通して、悪質借地人との11年に渡る闘いの記録、倉敷市元消防局長家族による悪質な生活実態、倉敷市の不作為等について事実を公表して、問題提起したいと考えています。
①   住宅や水道不正は一個人の問題ではなく、公益性に関わる問題です。本件は、その公益性を守る立場にあるはずの市の幹部職員(元消防局長)や公務員家族が関わっていた長期間に渡る不正行為であり、許されるべきことではないと考えます。また元局長家族の行為により通常ではあり得ない行政手続きが行われており、市役所の幹部職員への忖度、組織的な隠ぺいや関係部署の対応について、問いただした市民に対して提示した公文書や情報公開請求で判明した虚偽説明した文書を公表するとともに、倉敷市の不作為など 問題提起する予定です。(建築指導課、下水道普及課、消防局、教育委員会、資産税課、 監査委員会等)
②   社会弱者と認識されがちな借地人や借地の悪用の実態を問題提起する予定です。
③   元局長家族の悪質な生活実態、元局長側の弁護士や専門家による悪質な弁護活動の実態を公表する予定です。